コミュニケーションデザイン部の硲(ハザマ)です。
実は、プルチャンを開設したのは昨年の7月でした。今回はまず開設当初から実施していた「広報は見た!」シリーズを振り返ってみたいと思います。
もう6作目なんですね、改めて並べてみると少し感慨深いものがあります。今後もこの調子でたまに更新していこうと思います。
さて、今回突撃したのはプランナーが自らのスキルアップのために実施している動画研究会。
「動画」についてはもちろんのこと、「テレビドラマ・映画」「マーケティング」や「営業ノウハウ」など様々なテーマからプランナー業務につなげていこうと、引き続き隔週で研究を行っています。
今回テーマになったのが「CX」。みなさんはこの言葉をご存知ですか?
久しぶりに潜入してきましたので、その様子をレポートしたいと思います。
CXの基本を知ろう。
プルークスでは毎月全社員で会社の状況を知るための定例会を実施しています。そこで最近よく語られるのが「CX」。CXとは、「カスタマーエクスペリエンス」の略で、「顧客体験価値」を表しています。
耳にする機会が増えた言葉ではありますが、改めてしっかりと理解し私たちの仕事に置き換えて考えてみようというのが今回の研究会のテーマでした。
今回のスピーカーは高木さん。書籍からインプットした情報をプレゼンしてくれました。
高木さん曰く、CXに注目されている理由の1つはサービスのコモディティ化から脱却するための手段であるとのこと。
今はどの企業も技術力が高く、どれだけ優れたサービスでもすぐに類似サービスが登場し、特色を出すこと自体がとても難しくなってきています。そのため顧客に選んでもらう付加価値をつける必要があるのです。
私たちプルークスが行っている事業「動画マーケティング」は一見特色を出しやすいように感じられますが、ここに甘んじていたらお客様の満足度を上げられないどころか、パートナーとして選ばれなくなってしまうかもしれません。
そこで注目されているのがCXです。購入する段階だけでなく、商品やサービスを購入する過程、その後のサポートの過程における顧客体験価値を高めることに注目が集まっています。
身近な事例や注意すべき点は?
皆さんは、東京ディズニーリゾートの「シェフ・ミッキー」をご存知ですか?
レストランで食事をしながらディズニーキャラクターと触れ合えるというサービスなのですが、ここではたくさんの良い事例が生まれています。
例えば、以下のようなものが挙げられています。
・お子様が苦手な食べ物をキャラクターのサポートで食べられるようになった
・妊娠中の方に対し、お祝いのジェスチャーをしてくれた
もちろん、料理も美味しくキャラクターと触れ合えるということだけでも価値はあるのですが、それ以上に心理的な価値、CXを向上させることができており、顧客をさらに満足させることができているそうです。
プルークスが考えるこれからのCX
高木さんが今回教えてくれた基礎知識や事例・注意点などをもとに、プルークスでもこれからCXについて考えていきます。
プランナーがメインの勉強会ではありましたが、今後についてはコミュニケーションデザイン部や管理部、プランナーと社内を横断してプロジェクトを進行していきます。
早速動き始めたプロジェクトも。またその状況については、改めてプルチャンでもご報告しますね。
今回、高木さんが参考にした本も教えてもらいました。
ちなみに、今回から動画の会社らしくプレゼンの様子は動画で撮影されていました。
早速社内でも共有しています。
高木さん、ありがとうございました!
また次回の「広報は見た」シリーズもお楽しみに!