こんにちは。コミュニケーションデザイン部の硲(ハザマ)です。
プルークスでは、4月から創業7期目が始まりました。
今はコロナウイルスの影響でリモートワークですが、こんなときだからこそ動画で企業の力になれることをたくさんサポートしています!
今日のプルチャンは、新卒MVPを受賞した田原さんのお話です。
新卒MVPは、社会人生活の中で一度しか受賞チャンスがないとても貴重な賞。
頑張ってよかったー!と言いつつも、自身で作成してくれたモチベーショングラフを見るとなかなか波がある1年を過ごした田原さんと一緒に、この1年を振り返りました。
プルークスに新しい風を!
新卒MVP受賞おめでとうございます。ざっくりと1年間を振り返ってみていかがですか?
自分に対する理解も深まった1年だったなぁと思います。
頑張るのって大事なんだ!と改めて気づき、コミットする楽しさも実感しましたね〜。
なんだか深いですね・・・。入社した当初のこと、覚えていますか?(笑)
モチベーショングラフを作ってきたので、これを見ながら思い出しますね!
入社式を迎えたときは、いよいよ社会人になっちゃったなぁという感じでした。
当時のプルチャンの記事にも書いてありますが、社会人として結果を出しつつプライベートの時間を大切にしたい気持ちが強かったですね。
田原さんは、プルークスの働き方もどんどん新しくしていきたいと言っていましたね!現場に出てからはどうでしたか?
それほど入社前の想像と大きなギャップは感じなかったですが、1年前のプルークスはまだプランナーが7名しかおらず、お客様への提案書も統一されていない状態で、少し驚きました。
プランナーそれぞれに特徴があり、研修後の同行期間ではとにかくいろんな人を観察していました。『こういうコミュニケーションをとったらお客様にきちんと伝わるんだな』『クリエイターさんへの伝え方も、言い方次第で全然違ってくるのか』などいろんな発見をしたことを覚えています。
先輩の提案を聞きながら、『私だったらもっとこんな提案をするのに!』と思ったこともありましたね。
たくさん観察をして、自分の中で取捨選択をする癖をつけました。その癖は今もずっと大切にしています。
苦しんだのも助けられたのも、新規顧客へのアプローチ
同行期間後の5月ごろからモチベーショングラフが下降していますね?
はい、この時期からテレマ(※)が始まったんです。
どうしても好きになれなくて・・・。お電話をしてアポイントをいただけても、提案に繋がらず受注できない日々が続きました。同期の中で一番多くテレマもしていたし、アポイントももらえていたんですが、それが結果に繋がらないのがもどかしかったです。
(※)テレマ・・・テレフォンマーケティングの略。お客様に直接お電話し、アプローチをすること。
その期間はどうやって乗り越えたんですか?
プランナーは営業職だから、いくらアポイントをもらえたところでそれが評価に直結するわけじゃない、結果を出さないとダメだっていう認識はずっと持っていました。あとは、運もあるかもしれないしそれはひっくり返せないから、もうやるしかない!と向き合ってましたね。
その結果、同期で一番遅かったですが、8月に初受注をすることができました。
田原さんの初受注、とても印象的でした!今も継続してご発注いただいていますよね?
はい、初受注のお客様とは良い関係性で、今も続けて案件をいただけているんです。
でもそんな素敵なお客様も、テレマで出会ったお客様なんですよね。お電話してよかったです(笑)
このお客様を担当することで、動画制作のディレクションについてもたくさん学ぶことができました。
最初はどういった案件だったんですか?
動画制作だけではなくランディングページ(※)や画像も一緒に制作する案件でした。
最初に訪問したときは動画制作のお話だけだったのですが、実現したい内容は動画だけだと叶えられないと感じ、クリエイティブブリーフといわれる広告全体の設計図を用意して説明したり、マーケティングファネル(※)にのっとって必要なことをこちらから提案しました。
その結果、動画制作以外も任せてもらえたんです。
(※)ランディングページ・・・検索や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのこと
(※)マーケティングファネル・・・消費者が商品やサービスを『認知』して『購入』するまでの購買過程をモデル化したもの
すごいですね!田原さんの発案で複合的な提案をすることになったんですか?
はい、そうです。
プルークスでは研修で『コンサルティングブック』という独自資料を活用し、マーケティングの全体像を学びます。その考えを応用してお客様にヒアリングすると、きちんと認知から獲得までのフェーズに必要なものが考えられるんです。
クリエイティブブリーフに関しては、自分でマーケティングの本を読み勉強しました。
今回の構造でいうと、初受注でいただいたのが認知フェーズへのアプローチで、サービスを知ってもらうための動画制作と動画をきっかけに検索した人たちが見るためのランディングページ制作。
今も継続している案件が獲得フェーズへのアプローチで、実際に商品を検討する段階で視聴する動画制作と、購入画面まで遷移するWebサイト制作です。
自ら学んだことと会社の研修で学んだこと、どちらも最初の受注で活きたんですね。複合的な案件だと、ディレクションがとても大変だったんじゃ?
はい・・・。
モチベーショングラフにあるように初受注で一気にやる気が出たものの、そこからはディレクションに時間をかけすぎて新規開拓に時間を使わなくなってしまったんです。
そうしているうちに、みるみる営業成績が落ちていきました。
立ち上がれたきっかけは、先輩が教えてくれた『新しい世界』
10月からモチベーショングラフは上昇しはじめますが、何があったんですか?
2つきっかけがありました。
1つ目は、定例会です。
プルークスでは毎月全社員が集まる定例会で、各部署の進捗共有をおこないます。そこで他のプランナーより圧倒的に低い自分の成績を目の当たりにして、いよいよやばい、このままではダメだと気づいたこと。
2つ目は、チームリーダーの土肥さんが言い続けてくれた言葉です。
土肥さんは、新規営業をやらなくちゃと思いつつもそれ以外のことに時間をかけてしまう私に、やりなさい!と強要するのではなく、活躍する背中を常に見せてくれていて。その上で、『達成しないと見えない世界ってあるよ』と言い続けてくれました。その言葉がとても大きかったです。最初それを言われたときは、『単月目標は達成したことあるし、何が変わるのかな?』と思っていたんですけどね(笑)
そこからは、1月に月間MVPも受賞しましたし上り調子でしたね!本当に1年間お疲れさまでした。
田原さんにとっての『達成しないと見えない世界』は、どんな世界でしたか?
できることが広がり、自分でも知らなかった自分に出会えるのが、今の私にとっての『達成しないと見えない世界』です。
『達成』という指標だけではなくて、周りの人たちの変化が私は嬉しいんだと気づきました。会社の人はもちろんのこと、家族や身近な人たちもとっても喜んでくれて。また、今年からは1年目の後輩のメンターも任せてもらうことになりました。
思い返すと学生時代の自分は、特に成功体験もなく立ち止まっている状態でした。
苦しいと思って立ち止まったこともあったけど、1年間振り返ってみたら周りにも背中を押してもらって概ね前進してこられた。あの頃の自分に、『頑張って達成してみたら、自分が頑張る方向が見えて、前向きに考えられるようになるよ!』と伝えたいです。
とても頼もしいです。最後に、2年目の意気込みを教えてください!
1年間はトータルして、わがままにやってよかったかなと思っていますが、これからは後輩に一番身近な社会人としての背中を見せるのが私の役目。土肥さんが私に見せてくれたような、お手本となる背中を見せられる先輩になりたいです。
また、動画制作はもちろんですがもっとお客様が必要としていることを複合的に提案できるプランナーとして会社を背負っていく立場にランクアップし、自分の評価をきちんとつかんでいきます!
プルークスは仕事を堅苦しくとらえすぎず、たまには社員同士で集まったりキャンプに行ったりと前向きに楽しめる環境なので、そういう仲間が増えたらとても嬉しいですね。
田原さん、ありがとうございました!
社会人1年目は、巻き起こるすべてが初めての出来事。
いくら「もうちょっと頑張ったら世界が変わるよ!」と言われても、経験したことがないものはどうしても不安に思ってしまいます。
そんな中でもう一度アクセルを踏み直し、自分で新しい世界をつかんだ田原さんは本当にたくましいですね。
これからの田原さんの活躍にも期待しています!