こんにちは!久しぶりの広報は見たシリーズです。
突然ですが、私はプルークスのプランナーに対して不思議に思っていることがあります。
みんな、どうやって情報収拾や企画をしているの?
というのも、これまでに3,000本近い動画を制作しているプルークスですが、お客様の業種や動画の用途・目的などはバラバラ。しかもアニメーションから実写、CGまで表現方法もバラバラです。さらには、プルークスは一貫して1人の担当が案件獲得から企画、ディレクションをして納品するところまでを担っているのです。
これって、やっぱり自分1人だと考えが固まってしまうし、きちんと情報を集めておかないとイケてない動画になっちゃうし・・担当する案件が違ってもプルークスらしさを出せているのはなぜ?!
と考えていると、1つのチャットグループを発見。
何ですか、これは。ということで突撃してきました!
いざ突撃!某番組のパロディ形式だった研究会
映像研究会の扉を開けると、そこは意外にも和やかな雰囲気。
それもそのはず。今回のスピーカーは、プルークスの元気印、新卒プランナー(もうすぐ2年目!)の土肥さんでした!
私が参加させてもらった映像研究会は第3回目で、毎回テーマと司会を変えているそうです。「映像」を主体にしたテーマをそれぞれ持ち寄り、議論をするテイストのよう。
そんな第3回目のテーマは・・・
私たちがお手伝いするPR動画は、視聴者に態度変容(=購買など実際に行動する状態)を起こすことを目的としています。そしてその目的を達成するために必要なのが「感動」。感動のエッセンスとして、子供はとても最強なのではないか?というのが土肥さんの論でした。
皆さんは感動するPR動画に出会ったことがありますか?有名なものを2つご紹介します。
確かに、長い動画でも最後まで見てしまいますし、すごく心に残りますよね。
いくつか該当する動画を全員で視聴した後に、そもそもの「感動」について掘り下げ。
実際に自分が感動するシーンはどういうときなのかを議論すると以下のようにたくさんのシーンが挙げられました。
「嬉しいとき」「成長が感じられたとき」「スポーツを見ているとき」
「一体感を感じたとき」「目標を達成したとき」「想像を超える驚きがあったとき」・・・
土肥さんが紹介してくれた上図によると、感動とは心が動かされること。
プランナーたちが紹介したものが含まれていますね。さらには負の感情も「感動」に分類されるようです。
ここで、もう一度「子供」というところに立ち返ってみます。
改めて考えてみると、子供には上図に含まれる感動の要素がたくさんあることがわかりました。
さらには、子供としてその動画を見るのか、親目線で見るのかなど自分の経験がもととなりいろんな見方ができるため、たくさんの視聴者に自分ごと化されやすいのでは?という意見や、自分より弱いもの・守りたくなるものに対して感動が生まれるのでは?という意見もありました。
ここから議論は「子供の他に、感動のエッセンスを含むもの」に移行します。
「おじいちゃんおばあちゃん」「スポーツ」「動物」・・・
こちらもたくさん出ました!これからの動画企画に活用できそうですね。
ちなみに、動物の話をしている時にひとつ興味深い情報が。犬よりも猫の方が、動画との相性が良いと言われているそうです。理由は複数ありますが、そもそも犬はとても愛想が良く行動が予測しやすいのに対し、猫は自由奔放で予想外の行動をすることがあるからとのこと・・!なるほど、プルークスがお手伝いした動画の中にもネコがたくさん登場する動画、ありますね!
このように議論が進み、今回の検証結果が導き出されました。
いや検証結果そこかい!
というツッコミを入れそうになりましたが、これも某番組っぽくてなかなか良いですね。笑
input-outputだけでなく、updateしていくために
そもそも、この研究会を始めた理由はなんだったのでしょうか。
発起人の佐々木さんと金田さんに聞いてみると、以下のような回答がかえってきました。
そもそもプルークスは、業界未経験で入社するメンバーがほとんど。動画や映像に関する知識がまだ足りていないのではないかと思ったのがきっかけです。もちろん、一人一人は日々勉強もしていますし大量に動画を見て自分の考えを持っています。でもそれを一人の知識にするのではなく、共有し、議論することで生まれる新たな発見もあると思うのです。
そうしていくことで、プルークスとしての共通言語や共通認識をもっと生み出していきたくて。
プルークスのValue8にもある通り、input-outputだけでなく議論をする事でさらにupdateできるはずです。そのため、検証結果をどこに置くかというよりも、その間にどういった意見が出てどんな発見があったか、今後にどう組み込んでいくかということを重視しています。
慣れるな、照れるな、ためらうな!
磨けば磨くほど、この気持ちを忘れないでいたい
これは、「車椅子社長」としても有名だった兵庫出身の実業家 春山満さんの言葉です。
以前Wantedlyの記事でも紹介しましたが、今この言葉を思い出しました。
日々仕事をしていると、どうしても自分の考えに慣れ、新しい一歩を踏み出すことを億劫に感じる瞬間があります。しかし、そんな時こそこの気持ちを忘れずにいることが大切なのだと、改めて感じることができました。
今後も、どんどんプルークス社内の潜入調査をしていきたいと思います!
次の更新もお楽しみに!