コミュニケーションデザイン部の硲(ハザマ)です。
先日、プランナーの島田さんが、担当企業様が開催するセミナーにて登壇させていただきました!
島田さん紹介記事はこちら⏩
新卒で諦めた動画業界へのチャレンジ。ベンチャー企業には、自分が今いる意味がある。
お話しさせていただいたのは、『IR動画について』。みなさん、IRって何かご存知ですか?
プルークスでは、企業が必要とする動画を網羅して制作していますが、その中のひとつがIR動画です。
セミナーではIRの重要性や動画の関わりまで幅広く説明をさせていただいたので、本日はその様子をレポートします!
IRとは?
IRとは、インベスター・リレーションズの略。企業が株主や投資家向けに、経営状態・財務状況、業績の実績・今後の見通しなどを伝える活動のことです。
株式会社は、株主や投資家から資金を調達し会社を運営しています。そのため、株主や投資家との関係性をよくするIRはとても重要なのです。
『株主総会』という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるとは思いますが、それもIRの一貫。企業は、より一層自社を応援し投資してもらうために、あらゆる情報発信をおこなっています。
IR動画が注目された理由
投資家には、機関投資家と個人投資家がいます。
簡単に違いを説明すると、機関投資家は『投資をおこなっている企業』、個人投資家とは『個人で投資をおこなっている人』です。
近年では様々な状況の変化により個人投資家にも注目が集まっています。機関投資家であれば企業同士なので情報を収集しやすいのですが、個人投資家はそうもいきません。
そこで注目されているのが、IR動画なのです。
IRと動画は相性が良い
今までは文書や説明会で情報提供していたこういったコンテンツを動画コンテンツにできます。
- 決算説明
- 自社サービス説明
- CSR活動報告
- 会社概要、ビジョン紹介
動画にすることで、数値の関係性をわかりやすくしたり、会社の過去・現在・未来をビジュアルで表現できるので、文書や口頭での説明だけより想いが伝えられるのです。発表者の負担が軽減できるという点も大きなメリットといえます。
また動画制作を依頼する企業にとっても、既にあるシナリオや資料、情報を動画化していくため、一度制作すれば次年度以降さらに制作しやすくなります。
動画を制作するからといって、担当者がクリエイティブである必要はないのです。
プルークスが制作したIR動画をご紹介
では、最後にプルークスが制作させていただいたIR動画を紹介します。
①決算説明 株式会社モバイルファクトリー
決算説明は、これまでスライド資料で発表されていました。それを動画化することで、業績の伸びが伝わりやすく、飽きもこないのが特徴です。
また、株主総会で上映されるほか企業サイトにも掲載することができます。
②サービス紹介動画 Sansan株式会社
こちらのサービス紹介動画は、サービスブランディングも意識しデザインはシンプルに・余白を意識して制作しています。場面の切り替えのエフェクトも、品質の高さを伝えられるよう工夫をしています。
③CSR動画 日本航空株式会社
CSRとは、『企業が利益を追求するだけでなく、自らの組織活動が社会へ与える影響に責任を持ち、社会にとってプラスになる活動をおこなうこと』。この活動を投資家に伝えるために制作された動画です。
こちらのCSR動画は、2.5Dの世界観で演出しています。細かいところまで繊細に描くことにより、アニメーションを楽しみながらCSR活動についても理解が深めることができます。
④会社紹介動画 株式会社住田光学ガラス
こちらの会社紹介動画では、これまでの事業の歴史や背景を説明した上で製品紹介し、他社との差別化やガラス材メーカーが内視鏡の開発をする意義を伝えています。実写、インタビュー、CGを組み合わせた動画です。
まとめ
IRについて、理解できましたか?
一括りに『動画』といっても様々な種類があります。プルークスでは、企業が抱える課題を解決するために最適な動画を提案し制作しています。
今回ご紹介したIR動画もそのひとつ。ぜひいろんな動画に興味を持ってみてくださいね!
島田さん、セミナーお疲れさまでした!