ポジティブな明日を作る プルークスの情報発信メディア

logobar

ビジネス

【クライアントを直撃取材!】レアジョブ社のビジョンを動画に。プランナーに必要な企画構成力とは。

こんにちは、コミュニケーションデザイン部の硲(ハザマ)です。
プルークスは「アタリマエを革新する」というビジョンを掲げています。突然ですが、この言葉を聞いて皆さんはどのような世界観をイメージしますか?きっと人によってバラバラだと思います。
ビジョンは様々な企業が掲げているものではありますが、その言葉がどういった世界観を実現したいのかを明確伝えることや、共通のイメージを持つことってとても難しいですよね。

プルークスでは今回、英会話サービスを展開されていらっしゃる株式会社レアジョブのビジョンを表現する動画を制作させていただきました。レアジョブ社の掲げているビジョンは「Chances for everyone,everywhere.」。
担当の金田プランナーとお話を伺ってきましたので、今回はその様子をお伝えします。

株式会社レアジョブのHPはこちら

企業イメージをグループビジョンに統一するための動画施策

まずは、貴社の概要とサービスについて教えてください。

ご担当者様:
当社は創業12年となるオンライン英会話サービスをメイン事業とした企業です。
個人・法人・学校ともにサービスを展開しており、完全成果保証型のレッスンなどの提供や、今後はこれまでのデータを活用し、個別最適化された学習の提案をすることで、「誰しもが英語を話せるようになる」サービスの提供を目指しています。

今回、ビジョン動画を制作された背景は何ですか。

ご担当者様:
当社と関わってくれている方々が抱いている企業イメージを、グループビジョンと統一させるためです。
当社には「オンライン英会話を提供している会社」というイメージが根付いています。それは間違いではないのですが、あくまでもサービスミッション「日本人1,000万人を英語が話せるようにする。」ための手段の一つですし、グループビジョンである「Chances for everyone,everywhere.」という世界を実現するための手段の一つでもあります。
そのため、企業や事業展開も拡大してきたこのフェーズで、ステークホルダーの方々と当社の目指す方向性のギャップを埋めるために動画を制作しました。

そうだったのですね。動画というツールを使おうと思われたのはなぜですか。

ご担当者様:
言葉や文章だけだと掲げている世界観の共通イメージを持てないと感じたからです。
先日中期経営計画を発表し、「グローバルに人々が活躍する基盤を作る」という新たな方針を伝えたのですが、その話を聞いて思い描く世界観は人によって様々。より具体的に伝えるためには、実際にその世界観を描いた動画を視聴してもらうことが一番だと考えました。動画には抽象度を高いものを具体化し、視聴者を共感させる効果があると考えています。

プランナーの企画構成力の重要さ

今回プルークスで動画制作をさせていただいたのは初めてでしたが、これまでの動画制作との違いはありましたか。

ご担当者様:
これまでは、プランナーを挟まずクリエイターと直接マッチングするサービスを活用し動画制作をしていました。今回はクリエイターとの間に金田プランナーが入ってくれることで満足度の高い動画を仕上げることができたと感じています。
なぜなら、今回はとても抽象度の高い内容だったからです。伝えたいメッセージ部分は固まっているものの、それを一体どのように表現すれば伝わりやすいのか、私たちだけではなかなかイメージが湧きませんでした。
そこを金田プランナーにお伝えすることで、動画構成まで落とし込んでもらったのです。
「そうそう、これが伝えたかった!」と思うような企画をご提案いただいたのでとてもありがたかったですし、改めてプランナーがいる重要性を感じました。

金田プランナー:
おっしゃっていただいたように、企業のメッセージを動画にするのはとても難しかったです。お話をご担当者様に伺ったあと、絵コンテをお出ししました。合わせて参考動画もお出しするのですが、あらかじめプルークスの制作動画を見てくださっていたのでとてもお話がしやすかったです。以下のような絵コンテをご提出しました。

今回は英語を多く活用するシナリオでした。キャスティングや撮影などのお話を聞かせてください。

金田プランナー:
主要なキャストはビジネスマン・40代〜50代の女性・小学生だったのですが、なかなか思ったように英語力のあるキャストが見つからなくて…。特に40代〜50代で英語力がある女性を探すのに苦戦しましたね。最終的に良い方にお願いできてよかったのですが、私自身もとても勉強になりました。

ご担当者様:
英語力に関しては、撮影時もコントロールするのが大変でした。あまりネイティブに話し過ぎてもイメージと違ったし、かといって少し下手に喋ってくださいというのも難しくて。
監督の方が何テイクも撮ってくれたので、いろんなニュアンスをその都度確認しつつ撮影できたのがとてもよかったです。

リアルな温度感を伝えるためにも動画を活用したい

完成した動画の反響はいかがでしたか。

ご担当者様:
代表や役員が会社について語る際に動画を流しているのですが、視聴した方の中で「レアジョブさんが実現したいと言っていた世界のイメージが湧きました」というお声をくださった方がいらっしゃいました。
今回の動画は幅広く拡散するというよりは、当社のことを知りたいと思ってくださっている方々に対し思いを伝えるという目的だったので、本当にこの一言に尽きると思っています。動画は本当に視聴してもらった方に共感を生み出すことができるのだと実感しました。

金田プランナー:
そう言っていただけるととても嬉しいです。
プルークス内でも上映会を行いましたが、実写にグラフィックを載せている今回の動画は完成度も高く、他のプランナーからの評判もとてもよかったです。

最後に、これからの動画活用に関しての思いがあれば教えてください。

ご担当者様:
今回動画を制作することで、改めて社内でも共通認識を持つことができました。海外支社で働いているメンバーや、将来パートナーになりうる海外の企業の方々にも視聴してもらいたいので、英語字幕が入ったものもプルークスと制作しました。
今後は、当社が社会に提供出来得る価値をもっと伝えるために、お客様にどのようなチャンスを提供できているか、具体的な現場やそこの温度感をリアルに伝えていけるのではと考えています。

インタビューにご協力いただきありがとうございました!

ご担当者様がおっしゃったように、動画はまだ形のない未来の世界観を文章や写真よりも身近に表現し、視聴者に共感を生み出すことができるツールです。
企業が伝えたいメッセージをうまく動画で表現するための構成を考えるのもプランナーの重要な仕事。今回担当した金田プランナーは、前回担当した日本航空様の動画でもそうでしたがこういった未来の世界観を伝えるのが得意なプランナーの1人です。

今後も金田プランナーが制作する動画を楽しみにしています!

RELATED ARTICLE関連記事