コミュニケーションデザイン部の硲(ハザマ)です。
皆さんは、「動画プランナー」と聞いてどのようなお仕事をイメージしますか?
プルークスのプランナーは、動画マーケティングの最初から最後までフロントに立ってプロジェクトを進行しています。そのため、動画を制作したいと考えているお客様先への初回訪問、動画の企画提案だけでなく、実写動画の場合はその後の撮影にも立ち会うことがあります。
カメラマンや監督のイメージは湧きますが、撮影現場でプランナーに求められるのはどのような役割なのでしょうか。
そこで今回は、19新卒の三島さん&松田さんと共に撮影現場に密着してきました!
事前準備は入念に。
今回の案件を担当したのは、プランナーの木村さん。
撮影現場にはお客様よりも早めに到着し、前もってディレクターや撮影スタッフと、当日のスケジュールや台本の再確認、演出方法、注意点などを打ち合わせます。
今回は、とある企業様の社内研修動画の撮影。
社員がより一層意欲を持って研修動画を視聴することができるよう、人気のある芸人さんに登場していただくという内容でした。
クロマキー合成を行うため、グリーンバックのスタジオでの撮影です。
※クロマキー合成とは、動画撮影後に背景を合成する演出方法のこと。
お客様や演者さんが到着する前に、演者さんの立ち位置確認・カメラ・照明の調整なども行います。
今回は三島さん・松田さんが演者さんの代理、スタンドインに挑戦。この写真は、演者さんの立ち位置を決め、照明の当て方やカメラ位置を確認するための、バミリを貼られているところです。
その後、お客様・演者さんが到着し、演者さんとの打ち合わせ後撮影に入っていきます。
今回動画にご出演いただいたのはなんと、M-1グランプリ 2018ファイナリストのトム・ブラウンさんです!
トム・ブラウンさんプロフィール http://www.kdashstage.jp/profile/archives/23
マイクを付けながら、最終的な立ち位置確認やカメラ調整を行います。
プロジェクトにもよりますが、今回はプルークスのプランナー木村さんがプロデューサーとなり現場を進行。全体の演出や制作現場の指揮を取るのはディレクターですが、関わる人たちが動きやすいような雰囲気づくりを行うのはプロデューサーの役目です。
撮影の前段階でも木村さんは、演者さんやマネージャーさん、撮影スタッフ、お客様と常にコミュニケーションをとり、現場の雰囲気をコントロールしていました。
いざ撮影!
その後、撮影に入ります。
撮影風景だけでなく、モニターに映る様子もしっかりとチェック。いくら良い様子に思えても、完成する動画は画面越し。そのためモニターを通じてどのように見えているのか確認することが大切だそうです。
撮影カメラの隣では常に音声さんが声のチェックをしていたのも印象的でした。
今回は、トム・ブラウンさんがVTRを視聴している様子4シーンと、それぞれのVTRについて語る様子4シーンの合計8シーンを撮影。
実写動画は、現場で撮り忘れがあったら再撮影ができないので取り返しがつきません。プランナーは、撮影した動画がイメージと相違ないか、サービスや商品名などの発音も含めお客様にも確認しながら撮影を進めていきます。
撮影は順調に進み、予定よりも早く終了!
演者さんをお見送り後、ディレクター・お客様と今後のスケジュール感を確認し、この日は撤収となりました。
撮影現場に密着してみて。
最初から最後まで撮影現場に密着したのは、実は私自身も初めてでした。現場は、プランナーだけでなくディレクター・撮影スタッフ・演者さん・お客様と、たくさんの人たちが協力し合うことで円滑に進んでいくのを身をもって経験することができ、とても勉強になりました!
真面目な写真でご紹介しましたが・・・、今回はトム・ブラウンさんのネタを織り交ぜた動画構成だったため、現場は常に笑い声にあふれていました。
ここからは少しだけオフショットを。
いかがでしたでしょうか。
「プランナーの仕事のこういうところが知りたい!」という疑問や要望があれば、またいつでも密着リポートをしたいと思います!