ポジティブな明日を作る プルークスの情報発信メディア

logobar

ビジネス

舞台裏インタビュー!ただのイベントじゃない。クリエイターとプランナーを繋げる、唯一無二の機会に。

前回の記事でご紹介した「第1回クリエイター交流会
開催に向けて、本格的に準備が始まったのは4月初旬。主催となる社員2名が軸となって企画立案、実際の準備から当日の運営までを行いました。一体どんな経緯で、どんな想いで開催されたのか…気になりませんか?

そんな貴方の「気になる」にお応えして!本イベントの主催である、クリエイティブマネジメントグループ所属の小堀さんと橋本さんに突撃インタビュー!!イベントの背景から、その先に見据える展望まで、余すことなくお届けします。

クリエイティブマネジメントグループとは?
主に案件内のクリエイティブに関わるディレクションを行なっており、コンサルティング部メンバーを様々な角度から支援している。また関連して、クリエイターの情報管理も担当。

小堀さん    橋本さん

交流会当日のレポートはこちら!

 

まずは改めまして、交流会お疲れ様でした!

お疲れ様でした!

イベントに向けて本当にたくさんの準備をされていたと思うので、無事終えることができてよかったです。

そうですね!ただ私たち以外にも準備をお手伝いしてくださった方がいたので、皆さんがいてこその、今回の交流会だったと思います。

 

今回の交流会の発足自体はお二人から…?

はじめは小堀さんですよね?

 

 

ですね!元々数年前から「やりたいね」と話していたのですが、コロナ禍やオフィスの移転などタイミングが中々合わなくて。落ち着いてきた今のタイミングで、満を持して交流会の企画を考え始めました。
その後に運営が1人だと心細いし大変だよね…ということで、前職で社内イベント系の経験が豊富な橋本さんにお声がけして、開催に向けて本格的に準備開始…といった経緯になります。

 

 

数年前から既に案が出ていたんですね…!そんな「クリエイター交流会」開催の背景とは何だったのでしょうか?

普段案件をご一緒するクリエイターさんも、実は対面でお会いできる機会はそんなに多くありません。特にアニメーション系のクリエイターさんは全部オンライン上で完結できてしまうので、対面でお会いしたことがない方もいらっしゃいます。コロナ禍を越えた頃にクリエイターさんからも「対面で会話する機会が欲しい」というリクエストをいただくことがありました。新年度を迎えるタイミングでもあったので、一度クリエイターの皆さんとプルークスが一同に会する場を作りたいという思いから、今回の「クリエイター交流会」を開催しよう!と決意しました。

 

他の会社はこういったイベントに積極的なところも多く、前の職場も頻度は高かったので、プルークスでは交流会のようなイベントがあまりないことには驚きました。
クリエイターさんに聞いてみると、オフィスに行ったことがない方も多く…。せっかくの繋がりですから、タイミングを見て、対面でお話しすることができたらいいなと考えていました。

 

では、開催の大きな目的は「対面でのコミュニケーション機会の提供」でしょうか?

もちろん目的の1つではありますがあくまで通過点的なもので、その先にあたる目的として3点ほど設定していたんです。
それが「それぞれの領域に関する情報を共有すること」、その情報やコミュニケーションから「気付きを得ること」、そしてそれらを通して「相互理解をさらに深めること」でした。

 

今回クリエイターさんは会場の関係で限られた方のみをお呼びしたんですが、分野も歴も幅広い様々な方に来ていただいたので、既にご一緒しているプランナーを通じて今後の案件へ発展する前の関係構築の場にもしたくて。食事や飲み物もあってワイワイするだけのイベントでは決してなくて、今後に繋げていくための「交流会」なので、これらの目的を大事な主軸に、丁寧に企画していったと思います。

 

そこまで考え抜かれていたからこそ濃いイベントになったのだと思っています。これら1つ1つの目的に込められた思いはどんなものがありましたか?

クリエイターの皆さんはプルークスにとって欠かせない存在なので、このイベントをきっかけに「プルークスと仕事したい」「一緒に成長したい」と思ってもらえれば…と考えていました。案件で関わっていたとしても、人柄や内面の部分は対面じゃないと伝わらないものが多くて…。もっと深いところで思いを共有してこその繋がりを得てほしかったんです。
実際私自身も対面では会ったことのないクリエイターさんが多かったので、私が皆さんに会いたい!という思いもありました。

 

あとはクリエイターさん同士の横の繋がりができる可能性も考えていましたよね。専門分野も様々ですから、相互理解を深めることで今後の案件に活かしていけるのではないか、みたいな。クリエイターさんは作業を個人で行うものが多い分、コミュニティが広がりにくい面もあると思っているので、そのコミュニティを作れることがプルークスで得られる付加価値になるのではと考えました。
またそこに加えるところで、改めてプルークスの強みも知ってもらいたかったんです。特にロジックを組み込んだ提案の緻密さは弊社が掲げられる強みなので、交流会前半にあった昨今の案件やトレンドを共有する真面目パートではその部分を少し織り込めたような気がして、よかったな〜って思いました。

 

目的の分、込められた思いもイベントの随所に散りばめられていたんですね。橋本さんの答えに重なるところになりますが、目的や思いを踏まえて、準備で最も力を入れた部分は何ですか?

わ〜、難しい(笑)

 

そうだな…私はやっぱり最初の真面目パートのところですかね。ただそこ以外でも、コンテンツ作りに関しては全体的に力を入れて準備しました。先ほど言ったことに被っていますが、ただのイベントで終わらせたくなかったので、学びや気付きになるような内容にできるよう早い段階から練っていました(笑)

実際に、座談会パートでは情報共有を通して信頼を構築し、これからの更なるコミュニケーションのための基盤を作ることができたのではないでしょうか。

 

当日の流れの部分にはなるのですが、交流会のメインコーナーであるフリータイムへの持っていき方は強く意識していました。
元々フリータイムでは硬くなりすぎず、雑談ベースに自然体で話してもらうことによって、ビジネスの話もより深掘りした内容を交わせるようにしたかったので、その状態にどう持っていくかを重要視していたんです。

そのためにも、まず来てくださった時点でプルークスの社員と一言交わせるようにする、クリエイター自己紹介や座談会を通して発言しやすい環境を整えるなど、話しやすい状態を作るための創意工夫は色々と考えましたね…。またここに関しては、プルークスの皆さんが積極的にクリエイターさんに声をかけたり質問を振ったりとご協力してくださったので、大変助かりました!

実際の投影資料。それぞれのコンテンツはもちろん資料のデザインなど細部までこだわり・想いが詰まっています。

細かくお話を伺うことでイベントの解像度が高まると同時に、あそこまで盛り上がった上で無事終えられたことに対して本当に良かったなという気持ちです…!お二人の視点で、クリエイター交流会を終えての振り返りや感想を教えてください。

目的に関するところだと概ね達成されたと思っているので、それがまず良かったですね。
プルークスからも結構な人数が参加してくれて、結果として「第1回クリエイター交流会」は大盛り上がりで閉められたのではないでしょうか。

 

クリエイターさんからだと、後日アンケートやメールでも交流会楽しかったとのお声をいただいたので、双方にとって良い機会になったのかな〜と安心しました。クリエイターの皆さん、アンケートにもすぐ答えてくださって嬉しかったです!

 

その点に関する部分だと、実際クリエイターさんと対面でお会いしていかがでしたか?

交流会を通して特に思ったこととしては、皆さん話しやすくて、人当たりの良い方が多いですね。クライアントと直接話されることもあるからなのか思っていた以上に皆さん人前で話すことに慣れていて、話すこと自体お好きな方が多いのかなとも思いました。

 

話し上手な方が多いですよね〜。案件の進行をしていただくこともあったり、クライアント様と直にコミュニケーションをとってくださる方も多くて、助かっています…!
自己紹介の時に「天才クリエイター」を掲げる方もいたり、皆さんキャラが立っていて話すのが楽しかったです(笑)

 

話すのが好きとなると、プルークスとは相性が良いかもしれませんね。

実際に交流会終了後、社員とクリエイターさんの数名で二次会に行ったグループもあったようで。後日、別件のメールのやり取りの中に「先日は終電ギリギリまでありがとうございました」みたいな文面があって、つい笑ってしまいました。しかもそのあと何事もなかったみたいに案件の話をするっていう。
クリエイター同士で連絡先を交換したという話も聞けて、生の声をいただくことで目的の達成を感じられたのは嬉しいことでしたね。

 

あるクリエイターさんは交流会に参加していたクリエイターさんの中に憧れていた方がいらしたみたいで、積極的に話しかけていました!内外問わず様々な交流の輪を繋げることができたみたいで、運営して良かったなと思っています。
また満足度はもちろんですが、「今後こういう会もしたい」などの提案をクリエイターさんからも社内からもいただけました。改善点や反省もたくさんあるので、全て活かして次に繋げていきたいですね。

 

最後に、今後の展望をお願いいたします!

今後も継続して開催していきたいので、今回の内容をブラッシュアップさせながら規模の拡大も考えつつ、次回は別軸で少し真面目なワークショップをやりたいとも思っています。

 

私も同じです!今回は和気藹々とした雰囲気で、緩めの会になりましたが、次回はこれに加えて勉強会などもやりたいですね。

 

プルークス社内でも勉強会やりますもんね。

 

先日その社内勉強会に参加しまして、楽しかったし学びにもなったので、プチセミナーみたいな感じでクリエイターの方々向けに発信するのもいいですよね。内容に応じて先生役を変えてみるのも面白そうだなと思っています!

 

内容は変えていきながら、模索していきながら今後も続けていきたいですね。

 

貴重なお話をありがとうございました!

プルークスのビジネスはプランナーとクリエイター、そしてクライアントの三者が揃って初めて成り立つもの。これまでもこれからも変わらず、案件においてどこよりも深い関係だと言えるでしょう。

だからこそ、お互いに役割は何なのか、どんな思いを持っているのかを少しでも共有し理解しあうことで、「理解しているからできる対話」を実現し、さらに効率的であり質の高いサービスが提供できるかもしれません。
今後もクリエイターさんとの対話も大切に、このような機会も増やしていけたら良いですね。

以上、「第1回クリエイター交流会」レポートでした!第2回の開催もご期待ください!

RELATED ARTICLE関連記事